突然のご訃報に、声も出ませんでした。先生はいつも明るく、不死身の方と思っていましたのに。
1982年、ご主人のプロデュースされたドラマ「家族」で初めてご一緒しました。
その後、私の女優としての代表作となった大河ドラマの「いのち」では、1年3カ月の撮影期間を通して、毎回毎回、先生とお話を重ねながら役作りに励んだことを思い出します。
ちょっと毒舌の様で、実は可愛らしく、お茶目な先生の語り口が、耳に残っています。
先に逝かれたご主人と、やっと一緒になられましたね。
どうぞ安らかに。
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橋田壽賀子さん:脚本家。2021年4月5日、急性リンパ腫のため永眠。享年95。
三田佳子さん:女優