2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
初めて尾崎さんに贈る文章が弔辞になるなんて、こんなにつらいことはありません。 アイソトープの尾崎さんの部屋でこの文章を書きました。 尾崎さんのいないあの部屋にも、僕ひとり押しつぶすには充分な思い出がつまっていて、それでなくとも、ままならない…
hide、今でも覚えているかな。最初に出会った日のこと。お互いに自己紹介もせず、前からの知り合いのように自然に話し始めたね。「俺、hide。サーベルタイガーやってるんだ」「俺はYOSHIKI。Xってバンドやってるんだ」いつか親友という言葉がふさわしい仲に…
平尾さん、久しぶり。相変わらずかっこいいですね。僕は君と同じ年です。高校生のときからずっと君に憧れてきました。出会ってからは君のことが大好きになり、そしてものすごく尊敬しています。君は病気が分かってから、さらにかっこよく立派でした。君の病…
「その涙は嘘っぱちだろ?」と怒られそうですけど、短く言ったら長く言え、長くしゃべろうとすれば、つまらないから短くしろと怒られそうですけど。 まさか僕がきょうここに立つことになろうとは、自分は想像すらしてませんでしたよ。 最期のけいこというか…
師匠、本当にありがとうございました。 そして、お疲れさまでございました。 生前の温かい、ご指導に対し、あらためて御礼申し上げます。 師匠の師匠、四代目米団治師匠は随筆の中で、「落語は芸術であらねばならぬ」と、おっしゃっておられます。 米朝師匠…
高橋です。Qです。つい先日までそうやって呼びかけると「おうっ、声で分かるよ」。そうやって返してくださる声も、手を握り返してくださることも、もうないというのは信じられません。 4月18日に最後にお会いをしたときに今までになく「Q、持ってきた手紙を…