2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
青春をショーケンと一緒に過ごしました。 あんなかっこいい青年をあれからまだ見ていません。 発想力、仕事への姿勢など確実に私達を変えた革命的な俳優でした。 かわいくて、いけない魅力的生き者でした。 同じ時代に生まれ、同じ時間を過ごせた偶然に、感…
森光子さん。50年ぐらいの間、優しくしていただきました。 生放送のなか、切り抜けてきましたね。 そのころの森さんは、『コピー機』と言われるぐらいセリフの覚えが早い方でした。 NHKの専属だった私が、フリーになるのでマネージャーを探していたとき、ご…
突然のご訃報に、声も出ませんでした。先生はいつも明るく、不死身の方と思っていましたのに。 1982年、ご主人のプロデュースされたドラマ「家族」で初めてご一緒しました。 その後、私の女優としての代表作となった大河ドラマの「いのち」では、1年3カ月の…
昨日意識がなくなったとき、「ママ」って呼ぶ私の声が聞こえたのか、最後に目を見開いたんです。それが最後でした。クルーズ旅行に行くとき、お正月に着ていたお気に入りのドレスと、橋田文化財団を設立したときに作った松竹梅の思い出のドレスを着せて、私…
橋田先生、ご冥福をお祈りいたします。 30年前、私がデビューした頃、女性脚本家が一斉にデビューしていきました。 それは、橋田壽賀子さんから内館牧子さんへの流れの中からの出来事と認識しています。 女性脚本家の道をつけてくださったのは、橋田壽賀子さ…
僕がこんなところに立って蜷川さんに何かを言うなんて「バカ、小栗。お前に言われることなんて何にもねえよ」って笑われちゃいますね。 いろいろ考えたんですが、あまり堅苦しくても、砕けすぎても怒られそうなのでなんとなく行きます。 蜷川さん、どうしま…
「俺さ、日常捨てたから。俺さ、まだ枯れてないよ。だからさ、もう一本、何か芝居つくろうよ」 すばらしかった『リチャード二世』観劇後の私に、蜷川さんがおっしゃってくださった言葉です。 そしてその言葉通り、「リハビリする時間があるなら稽古場へ行き…
とうとうこの時が来てしまいました。 『ハムレット』の稽古初日、やせ細って車いすに座るあなたの声の弱々しさに、胸が震えました。 でも、だんだん稽古が積み重なって、そのうちに、とても大きな声で怒鳴り散らすあなたの姿に、あわや蘇ってきているのだな…
石坂さん、こんなところで、お別れの会で弔辞を読むなんて思ってもなかったです。 すごく悲しいんだけど、しっかり読めるかどうか…やりますね。 渋谷から霞ヶ関に向かう六本木通り。そこにどーんとそびえる東芝EMI。 今から数十年前、石坂さんはそこにいらっ…
石坂さん、今日は本当に厳寒の2月だというのにいいお天気になりましたね。 昨夜は今日のお別れに際して何のお話をしようかなと思いながらウィキペディアを眺めてました。 敬一さん知ってた? あなたのウィキの画像って1万4000点以上もあるのよ。 ロックスタ…
純役:吉岡秀隆さん いつか、この日が来ることを心のどこかで覚悟しておりました。 今は邦衛さんの笑顔しか思い浮かびません。 自分の覚悟の小ささとあなたの大きな優しさに涙しかありません。 蛍役:中嶋朋子さん 幼い頃から、今まで、何も変わることなく、…
初めて会った時、こいつはスゲーやる気があるヤツだと思ったことがすごく印象に残っています。 「芸能界で長くやっていくために勉強しよう」と言ったら、愛はノートをたくさん買ってきて「いっぱい勉強したよ」って。 カバンを見るとたくさんの大学ノートが…
愛ちゃん、凄いね。 芸能界でこれだけ広いジャンルの人たちからずっと愛されていたんだね。 芸能人として1つだけ立派だと褒めたことがあります。 どんな有名人でも力がある人にも、絶対に媚びなかった。 無名の人にも視点が同じだった。 それって凄いことだ…
時折、突然愛ちゃんを思い出してこらえきれなくなります。 2人で笑ってよく話しましたね。 待ち合わせにはよく遅れてきて「大女優待たせちまったよ」とよく笑っていましたね。 去年、娘が海外留学を終えて帰って来た時もパーティを開いてくれましたね。 今日…
ホンジャマカ・恵俊彰さん 僕の携帯電話にはいまだに飯島の番号が残してあります。 今朝、久しぶりに電話してみましたが、やっぱり繋がらなかった。 当然ですよね。 飯島とはメールじゃなくていつも電話だったから。 これからも話そうと思いますよ。 相談や…
お久しぶりです。 (遺影に対して)これは写真ですか? なんだかここにいるような感じがします。不思議な人でした。 本当に華のある人でしたね。 あなたにはいつも教わっていました。 人間が持っている愚かさを一瞬にして剥ぎ取られました。 私は大体技術的…
今日は愛ちゃんが大好きな人たちがいっぱい集まってくれました。 愛ちゃんが亡くなって2ヶ月とちょっと経つけど、みんなの中に当然のように生き続けています。 愛ちゃんは亡くなったことに気付いていないと思うけど、これが現実です。 新しい事業を始めよう…